医療情報・システム基盤
整備体制充実加算
当院ではマイナンバーカードが健康保険証として使用できオンライン資格確認を行っております。オンライン資格確認システムを利用し、患者さまが同意すれば、他院で処方されている薬剤情報や特定検診の情報等を活用して診療することができます。
マイナ保険証利用時と旧保険証利用時では、以下のとおり金額に差異が生じます。
- 加算1(6点)
【初診】従来の保険証を利用した場合、マイナ保険証を利用するが、医療情報提供に同意が得られない場合
- 加算2(2点)
【初診】紹介状を持参された場合、マイナ保険証を利用し、医療情報提供に同意を得られる場合
- 加算3(2点)
【再診】従来の保険証を利用した場合、マイナ保険証を利用するが、医療情報提供に同意が得られない場合
明細書発行体制等加算(1点)
当院では医療の透明化や患者さまへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
医療DX推進体制整備加算
(8~11点)
当院では、医療DX推進について積極的に取り組んでいます。
- オンライン請求:医療費のオンライン請求を導入しています。これにより、請求手続きが迅速かつ正確に行われ、患者さんに対する請求の透明性とスピードが向上します。
- オンライン資格確認:オンライン資格確認では、患者さんの保険資格の確認が迅速に行え、受付や診療の待ち時間の短縮につながります。
- マイナ保険証の活用:マイナ保険証を使用して他院処方データや特定健診データなどを活用し通常の診療に役立てることができます。これにより、診療の迅速性なども向上し、重複した検査等を回避することができる場合もあります。
- 電子処方せん(導入予定):処方箋を電子化することにより、紙の処方せん受取が必要なくなり、処方内容も薬局と共有化されることにより、迅速性の向上などが期待できます。
- 電子カルテ情報共有サービス(導入予定):6情報「傷病名」「感染症」「薬剤禁忌」「アレルギー」「検査」と3文書「診療情報提供書」「退院時サマリー」「健康診断結果報告書」の情報が電子カルテを通じて共有される仕組み。多くの医療情報が共有化されることになり、迅速な判断や質の向上が期待できます。